Library of Ruina(LoR)の司書カスタマイズ方法についてまとめてみた

はじめに ~Library of Ruinaって知ってる?~
スキンが自作できるらしいですね
やり方
応用編
おわりに

はじめに ~Library of Ruinaって知ってる?~

とうとうリリースされました『Library of Ruina』!
store.steampowered.com

前作Lobotomy Corporationを知ってる方は、その続編となる作品といえば分かりやすいでしょうか。
シナリオは前作の終わりからの続きでありますが、前作を知らなくても楽しめる…かなぁと思います。

ゲームシステムは前作とがらりと変わった「カードゲーム」スタイルとなっており。
はまる方にはとことんハマりそうなゲームだなって感じです。

スキンが自作できるらしいですね

こちらのゲームは、司書を操作し、敵キャラとバトルする流れになっております。

前作で言うと「エージェント」に当たるキャラですね。

そして、前作と同様…こちらの司書の見た目をカスタマイズできるとのこと!
前作と同様カスタマイズできるのは「顔部分」だけであり、服装についてはカスタマイズ出来ませんが…。

いやぁこんなのやるしかないですよね! 公式さんからカスタマイズ方法も発表されたし!
…というわけで、カスタマイズやってきました。

使った画像はこちら(GoogleDriveです)

目の位置調整がもうちょっと必要な感じですが…
やはり自分の知ってるキャラにカスタムできるってのは楽しいですね。

ただ、現時点(2020/05/23)では口のカスタマイズができないので、少し注意が必要です。
(指定の画像においても反映されないのです…)
まぁいずれアップデートで修正されることでしょう…。

せっかくなので、今回カスタマイズしたやり方をメモ代わりに書いておきます。
何かの参考になれば幸いです…。

ちなみに先に言っておくと、Lobotomy Corporationのスキン画像を流用はできなさそうです。
((そもそも配置するフォルダ構成から違うので…

試しに前髪を使ってみると、こんな感じになっちゃいました…:

カスタマイズ画像、Lobotomy Corporation時代のものをそのまま適用するのは無理っぽいです
画像がでかすぎてこんなになってしまう…

…これはこれで可能性を感じるかもですが… pic.twitter.com/xaoexwQemO
— Aik(アイク) (@aik0aaac) May 18, 2020

やり方

まず、Library of Ruinaをインストールしているフォルダ「LibraryOfRuina_Data」を探します。
(私の場合は、[Steamゲームインストール先]>steamapps>common>Library Of Ruinaにありました

その中のCustomizeフォルダを開くと、こんな感じのフォルダが見えると思います。

"LibraryOfRuina_Data>Customizeフォルダの中身" — こんな感じ

前作でエージェントのカスタマイズをやったことのある方は、見覚えがあるんじゃないでしょうか。
((ちょっとフォルダ構成が異なってますが

ここから各フォルダ内に、カスタマイズしたパーツ画像を入れていくのですが…。
「パーツ画像の配置の仕方」と「パーツ画像のファイル名」にひと工夫が必要です。

例えば、眉をカスタマイズしたい場合の手順はこんな感じ:

Browsフォルダに任意の名前のフォルダを新規作成
- こんな感じ→
- ※日本語ではなく英数字を使ったフォルダ名じゃないとダメ
新規作成したフォルダに決められた名称の画像ファイルを配置
- 眉であれば、下記の4種類の画像を配置します:
  - Normal.png: 通常時の眉
  - Hit.png: 攻撃を受けた時の表情の眉
  - Attack.png: 攻撃中の表情の眉
  - Side_Attack.png: 攻撃を受けた時の表情の眉(横顔Ver)
- 画像ファイル名については「初期から存在するSampleフォルダの中身」が参考になります

…と、ちょっとめんどくさい手順を踏む必要があります。
ちなみにファイル名は各パーツで共通ではない(おおよそ似通ってはいますが)ので、そこも注意が必要です。

また、眉だけで4種類もの画像ファイルを用意しなきゃいけないことからお察しの通り…。
今回はかなりの量の画像パーツが必要になります。

具体的に必要な画像パーツは下記の通り…全部で15枚も必要です:

前髪(FrontHairsフォルダ)×2枚
- 前側: Default.png
- 横側: Side.png
後ろ髪(RearHairsフォルダ)×3枚
- 前側: Default.png
- 横側(前): Side_Front.png
- 横側(後): Side_Back.png
眉(Browsフォルダ)×4枚
- 通常: Normal.png
- 被撃時: Hit.png
- 攻撃時: Attack.png
- 攻撃時(横側): Side_Attack.png
口(Mouthsフォルダ)×4枚
- 通常: Normal.png
- 被撃時: Hit.png
- 攻撃時: Attack.png
- 攻撃時(横側): Side_Attack.png
目(Eyesフォルダ)×2枚
- 通常: Normal.png
- 攻撃時(横側): Side_Attack.png

髪型を変えるだけでもだいぶ雰囲気変わりますので、髪型だけ用意して他はデフォルトの目や眉で調整する…というのも手かもですね。
((まぁ今後のアプデでここも変わるかもしれませんが

やり方の紹介についてはここまで。
次からは「応用編」と題して…「カスタマイズ画像を応用することでこんな表現もできますよ～」ってのを紹介できればと。
((そんなに大したもんではないですが

応用編

ゲーム内での挙動を見てみると、どうも各パーツの重なり順は下記のようになっていそうです(多分):

横向き時にはこう
多分横向きにはバトル画面の攻撃時にしかならないかもです

個人的に変わってるなぁと感じたのは、「後ろ髪が前面と背面に分かれている」事ですね…
二つ結びの子を表現するのに有用かも pic.twitter.com/xSLBuPmLet
— Aik(アイク) (@aik0aaac) May 18, 2020

簡単に言うと、前髪(FrontHair)が最も前面に表示されて、後ろ髪(RearHair)が最も背面に表示されるということ。
これを応用し、後ろ髪RearHairs>>Default.pngにこんな感じの画像を入れると:

"RearHairs>>Default.png画像"

こんな感じのキャラを作れちゃいます!

もっともっと応用すれば「後ろ側に光の球を浮かばせたり」「後ろ側に満開の花を咲かせたり」「後光がさしてる演出を見せたり」…。
前髪が最も前面に表示されるのを応用すれば、FrontHairs>>Default.pngの画像次第で「霧がかかった演出をさせたり」「アイマスクや目に黒線を引かせたり」「サングラスをかけさせたり😎」などなど、色々できるかと!

…と、色々アイデアを書くと描きたくなってきちゃったので…。
参考までに、上記アイデアから簡単なのを抜粋して画像パーツを作ってみたので良ければお使いください|дﾟ*)つ

適用用画像パーツ