はじめに
お久しぶりです、筆者です。
GWも最終日…充実したGWは過ごされましたでしょうか。
筆者もしっかりニコニコ動画を見てGW生活を満喫してました。
そんな中、実況動画を見てて「これ超やりたい!」と感じたゲームがありまして…。
store.steampowered.com
※実況動画はこちら: www.nicovideo.jp
『オーバークック』に経営シミュ要素やほんのりローグライク要素を足した様なゲームです。
筆者はオーバークックも経営シミュも大好物なので、やらない要素はないですよね。
ワンオペでオーバークックをやってた筆者としては、1人用ゲームというのも嬉しいところ。
現状はSteam版(GOG.com、EpicGameStoreでも売られてるそうですが)しかないみたいなので、速攻で購入し…。
ひとまずチュートリアルと1日目をやってきたので、本記事にてそれの感想を認めてみようかと。
それではいきましょうっ٩( ‘ω’ )و
ゲームのざっくり紹介
ゲームの概要については、大体は上記に挙げた実況動画を見ていただければ分かります。
というかこの方の説明が非常に簡潔で分かりやすく、おまけにストーリーまでしっかり紹介されているのでね…。布教動画としてのスペックが高すぎる。
一応見てない方のためにざっくり紹介すると…。
メインとなるプレイ画面はこんな感じ。
オーバークックの様に、3D空間上でプレイヤーを動かしお客様からの注文を捌いていきます。
赤枠で囲った部分がキッチンスペースとなっており、ここで食材を出したり調理したり提供したりといった諸作業を完結できます。
※食材は投げれません
肝心となるお客様の注文情報は左上に。
注文情報以外にもいろいろ書かれていますが、やっていったら分かるようになります。
また、上記エリア以外にも移動できるエリアがあり…。
お客さまをひき肉にするのに役立つトラップや、お客さまを人目ないところで仕留めるのにちょうどいい個室付きトイレ、仕留める際に付いてしまう返り血を洗えるスペースなど、客を仕留めるのに素晴らしい設備充実した設備が揃っています。
…ちなみになぜお客様を仕留めるかというと、客の死体から肉(パティ)を作るからです。
このゲームは食材の仕入れも自分で管理する必要がありますが、他の食材はお金で仕入れれるのになぜか肉だけはお金で仕入れることができません。
じゃあどうやって仕入れるかは明白ですね(?)。…というわけで、このゲームは「調理をしながらお客様を殺して食材調達もする」ゲームなのです。
お客様からの注文(と食材調達)を終えると、リザルト画面の表示とともに:
…経営パートへ。
ここでは施設のアップグレードや食材の在庫確認&仕入れができます。
経営シミュゲームであればお決まりの要素ですな。
また、プレイヤーはお客様から返り討ちに遭う等で死ぬこともありますが…施設のアップグレード状況は引き継がれるようです。
ローグライクゲームでいう永続強化的な要素も兼ね備えていると言えるでしょう。
また、他にもお客様からの感想ノートクレーム帳を見れたり…。
別のステージ惑星に旅立つこともできます。
ただ、別の惑星に辿り着くにはクエストをこなす必要があり…。
後半となる惑星ほど、こなすクエストの量も増え質も上がってきます。
ゲームのゴールは「最後の惑星でとあるお客さまを満足させること」。
この辺の詳細は、ゲーム開始時のストーリーパートで詳しく知れるor先の実況動画でも知ることができるので…。
気になった際はぜひ購入or動画を見てみてください。
感想
ここからは、チュートリアル+初日分プレイをやってみた筆者の感想をば。
もうね…とにかく忙しい!! ゲームでございました。
オーバークックのような調理系のゲームをワンオペでこなす時点で大変なのですが、それに合わせて食材調達要素も入ってきますし…。
アップグレードしないと機材がしょっちゅう壊れて動かなくなってしまいますので、なかなか厨房から離れることができず。
さらに筆者はPCゲームに不慣れということもあり、余計に出来ることが狭まっていき…という負の循環が。
操作に慣れるのは必須事項だと思いました…。ゲームにローグライク要素を持たせたのも納得いくゲームです。
ただ、マウス操作はなくキーボードのみで完結できるゲームなので。操作に慣れさえすれば、ゲームスピードに追いつくのは難しくなさそうです。
てっきり経営シミュというところで、カイロソフトさんが作っているようなゲームをイメージしてましたが…全く違いますね。
どちらかというと、ピクミンみたいなイメージを抱きました。まぁこっちは動かせる駒は1つだけですが…。
ここからは良かった点と気になる点に分けて話していきます。
良かった点
チュートリアルが素晴らしい
チュートリアルまでやって筆者が思ったのは、このチュートリアルが素晴らしいこと素晴らしいこと…。
このゲームは調理、殺し、経営、仕入れといった非常に多くの要素が出てきますが、1つ1つを丁寧に解説してくれますので…。
こうしたゲームあるあるの、「チュートリアルをやっても攻略記事を見ないと良くわからないゲーム」ということにはならなかったです。
(まぁ、私は先に実況動画を見てしまっていたのもあるかもですが…。)
日本語翻訳が丁寧
また、チュートリアルでは大量の説明文が入りますが…。
それらの翻訳も特におかしなところはなく、非常にしっかりされています。
ただ機械翻訳しただけではまず出てこないような言い回しもしてくれるので、分かりやすさとともに世界観にもハマれるのも素敵ポイント。
UIが洗練されている
ゲームをやってて思ったのが、とにかくUIが素晴らしいなということ。
これだけ要素が詰まっているゲームにも関わらず、画面UIは結構スッキリしています。
アイコン表示を駆使し、表示する要素を極限まで切り詰めた結果だからでしょう…。
その分、チュートリアルやらないとどれがどのアイコンだか分かりにくいですが。
また、特に「お客様の情報+注文情報のUI」が素晴らしいと感じました。
このゲームは「お客様の注文を捌く」のと「他の客に見られないようお客様を捌く(物理)」をやるので、お客様の情報…。
何を注文したか、支払いは済んでいるか、今何をしてどこにいるか、怪しまれていないかといったさまざまな情報を管理する必要があります。
こんなに管理すべき情報が多いのに、たったこれだけのUIで済ませてしまうのは…よほど腕が良くないとできません。
筆者もそちら絡みの仕事をしているので、余計にこの凄さに目が行ってしまいます…。
また、自分が干渉できるオブジェクトは黄色くなっているらしいです。
かといって、画面をパッと見ても「黄色オブジェクトばっかやん!」とは思いませんし…。
グラフィック的なデザインと、機能面のデザインが素晴らしく融合されていますね。
ここにもUI製作者のこだわりポイントを感じます。
気になった点
ここからは気になった点をば。
注文情報が絵のみで分かりにくい
先にUIの素晴らしさを述べましたが、この注文情報が絵だけというのはそれはそれで分かりにくいもので…。
前述した通りゲームスピードが速いので、一瞬でお客様の注文内容を判断しなきゃいけない中…特にチーズを見落としてしまいます。
バンズの色と似たような色となっているのが原因でしょうね。これのせいで何度チュートリアルを失敗したか…。
ただ、1度意識すれば意外と見落とさなくなるので…。
注意深く注文情報を見るようにすれば回避できるので、まぁいいかなと。
(現実世界と一緒ですね)
おわりに
今回は『Godlike Burger』のレビューとして、ゲーム概要の説明や感想、良かった点や気になる点をまとめてみました。
このゲーム本当に素晴らしくてめちゃくちゃ布教したいのですが…「成人向けコンテンツ」である都合上、万人に広められないのが惜しいところです。
(まぁ客捌いて仕入れるって段階で倫理観吹っ飛んでますし…)
でもここをクリアできるのであれば、ハマる人にはハマりまくる素敵なゲームと思います。
まだローンチされて間もないタイトルなので、布教するなら今がチャンスですぞ!
余談として、必要マシンスペックについてもまとめておきました。
筆者が実際にやってみた感想も併せて乗っけているので、ゲーム購入時の参考情報にでも。
それでは|д ゚*)
余談:必要マシンスペックについて
こちらのゲームはWindows, MacOS, SteamOS+Linuxいずれでもプレイできます。
…が、3Dゲームの都合かスペックはそこそこ要求されます…。まぁゲーミングPCであれば楽勝でしょうが。
公式ストアの推奨スペック(Windows)を見るとこんな感じ:
- プロセッサー: Intel® Core™ i7-6xxx, AMD FX™-8350, or better
- メモリ: 16GB
- グラフィック: NVIDIA® GeForce® GTX 970, AMD Radeon™ RX 480 with 8GB VRAM
- ストレージ: 要3GB
筆者は下記のスペックのMacbookPro2017でやってみましたが…:
画面にちょいちょいカクツキがあったのと、ゲーム起動中にファンがものすごい音鳴っていたので…。
あまり快適なプレイとは言えませんでした。PCもめっちゃ熱くなるし…。
やるのであれば、ミドルエンド程度のゲームPCでやったほうがいいかもしれません。